オンライン・カウンセリングのご案内
ネットを通じ，広島に限らず，地域の垣根を越えてお一人でも多くの方に、カウンセリングをお届けできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
なお，現在のところ利用できるツールはgoogle meet，skypeに限ります。今後，拡充していくことも予定しています。
「対面」→「オンライン・カウンセリング」という選択肢へ
新型コロナ対策もあり，リモートワークという働き方が脚光を浴び，業種によってはもはや当たり前になりました。リモートでも必要なツールがあれば，商談や会議なども十分に機能することが当たり前となってきています。
当所でも新型コロナ禍をきっかけにオンラインでのカウンセリングを本格的に開始して3年になりますが，その経験からも，オンライン・カウンセリング（リモートでのカウンセリング）は，決して対面カウンセリングの代替ではないと感じています。
むしろ，この時代に即した新しいカウンセリングの在り方，と言えるでしょう。
実際，これまでの常識として，カウンセリングは原則として対面で実施されることが一般的ですし，その背景には直接お会いすることに多くのメリットが見いだされているということには変わりがありません。
一方で，以前より電話カウンセリングやメールでのカウンセリングなども活用されてきていました。当所でも実施していたことがあります。
電話は音声のみ，メールは文字による情報のみ，といった問題があり，十分なサービスが提供できないのではという懸念もあることからすでに終了しましたが，現代のネット環境の急速な進歩は，誰でもが低コストで映像と音声を生き生きと送受信することを可能にしてしまいました。
そもそも，カウンセリングの原則は対話であることから，直接体に触れるなどの何らかの施術を行う必要はないので，映像・音声といった情報を送受信できる安定した通信環境とシステムがあれば，遠隔でも対面するのと同じレベルのカウンセリングが実施できるのは必然といえるでしょう。
カウンセリングは視覚と聴覚によるコミュニケーション。
問題はカウンセラーの側が，画面の向こうにいるクライエントさんとお話しするという環境の違いに適応できるかどうか，ということにかかっているといえるでしょう。
以前は，「リモートで」というご依頼に対してすこし躊躇，緊張もありましたが，前にも書きましたように，ここ３年ほどの経験によって今は全く平常な状態で実施できています。
クオリティの維持に一抹の不安はありましたが，ご利用の方々から特に御不満の声などもお聞きすることなく，従前のカウンセリングと同様にご好評いただいています。
どうぞ前向きにご利用をご検討くださいね。
オンライン・カウセリングと認知行動療法
さらに，当所ではカウンセリングに認知行動療法を用いることが多いのですが，認知行動療法では必要な情報をお伝えしたうえでセルフ・モニタリングなど「記録」するという方法を用います。
必要な記録表などはメール添付等で送受信できますし，必要な情報提供やカウンセリングをオンラインで効率よく行うことで，変わらない効果が見込めます。
認知行動療法ではカウンセリングでの情報や助言をご自身で実践していただくこと（ホームワーク）が大切なので，もともと認知行動療法とオンライン・カウンセリングとはとても相性がよいといえるでしょう。
また，カウンセリング・ルームまで足を運ぶという手間を軽減できるため，クライエントさんにとっての費用対効果が大きいといえるでしょう。
今後も，オンライン・カウンセリングの在り方を追求しつつ，費用対効果の高いサービスとしてご提供できるよう、努めてまいります。
※ 快適にオンライン面談を実施するには、webカメラのほか、ヘッドセットやマイク付きイヤホン等のご利用が推奨されます。
※ スマートフォンやタブレット端末などは充電切れにお気を付けください。
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