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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

第三世代の認知行動療法~「科学的な癒し」とは

こんばんは。

長いですけど、最後まで読んでもらえるとうれしいです。

昨日ホームページのトップページをリニューアルしました。

少しイメージを刷新した感じになりましたが、ホームページの改訂を重ねてきてやっと、というか、ついに、というか、私のやりたいことの全体像が見えてきたような気がしています。

ホームページは外注するというのがシンプルで効果的な方法なのでしょうけど、ここまで完全手作りにこだわってきています。

その最大のメリットは、費用がかからない、ということもありますが、それよりも、いつでも思い通りに改訂できて、かつ、自分の考えの整理に役立った、ということです。

心理療法の方法で、ポジション・チェンジという技法がありますが、立場を変えて、たとえば争っている相手の立場に立って物事を考えてみる、という方法ですが、ホームページを作るということは、「自分の思い」を閲覧してくださる方に伝える、ということですから、訪問者の方の立場にチェンジして、自分の思いを点検することになっているのですね。

そうしてみると、いままでの自分の人生の「棚卸し」から、そこから見えてくるこれからの方向性、といったものが次第に整理され、そして、明確化されていったように思えます。

もしかしてたびたび訪れていてくださった方もおられたかもしれませんが、観るたびに変わっていることに対して、不安定な印象をお持ちの方もおられたかもしれません。

確かに不安定でしたね。

でも、それがある一つの軸でまとまってきました。

その軸は・・・・思えば、「どうしていままでそれをしなかった」というような、まさに「灯台もと暗し」「コロンブスの卵」「盲点」なものでした。

自分が一番やりたかったこと、そして得意としていたことを陰に隠し、なぜかそうでないもの、世に「正統派と思われたいこと」を中心に据えようとしていたのですね。

当然、それでは意欲が下がります。

ここしばらくはそのせいもあって、疲労が込んでいたのだと思い至りました。

「軸」を見つけてからは、一気に先が開け、霧が晴れたように、すっきりした状態です。

今後はその軸に沿って、さらにホームページを作り込み、そして、有用な情報を皆様にお届けしていきたいと思います。

私が得意としていて、一番やりたくて、かつお伝えすることで利用される方にとっても喜びや利益につながる「軸」。

それは、主に「マインドフルネス」に焦点を当てた第三世代の認知行動療法を用いた、「包括的」なカウンセリングです。

マインドフルネスは不安やうつに効果的で、かつ、漢方のような体質完全効果、言うなれば「心質改善」の効果が見込める画期的な方法論です。

禅や瞑想、呼吸法、などの東洋的業法を取り入れていますが、研究機関で純粋に心の問題への対処法として実践的研究がなされ、エビデンスの蓄積とともに治療原理についても科学的な検証が進んでいる、まさに「科学的な癒し」を得るための方法です。

ただ、マインドフルネスは注目はされていますが、まだ「正統派」とはいえないかもしれません。

私はマインドフルネスをこの言葉が広がる以前から、師匠から受け継いだ方法論によって用いていたこと、私自身も自分を内省していくプロセスの中で絶えず用いてきており、普段の臨床の中にもいつも取り入れていたこと、20年前、大学院生だった頃に、すでに学会で類似のテーマを扱って発表していたことなどを、走馬燈のように思い出したのです。

そして、この方法こそが、私を救い、成長させてきたものだということも。

「正統派」云々は関係なく、これまでの自分の蓄積と、近年重ねられている研究をもって、自信を持って中心に据えていいものだという確信を得るに至りました。

マインドフルネスを中心とする第三の認知行動療法を広くお伝えし、こころの平安への道筋をより多くの人に伝えていきたい、私と同じように、抑うつ気分や不安と緊張、そしてどことなく引っ込み思案で内気、という性格的問題で悩んでいる方に、こころの処方箋としてご提供し、「心質改善」に役立てて頂きたい、そう思っています。

詳細な内容はまだ変えていませんが、徐々にアップデートを重ねていきたいと思っています。

ぜひ、ホームページでご確認くだされば幸いです。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

あなたのお宝がみつかりますように。

 広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette