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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

うつや不安には筋弛緩法

うつや不安は、ある意味、緊張のしすぎによる疲労の蓄積とも言える状態ですので、心身の緊張感がつきものです。

そこで、緊張状態を自らの工夫でリラックスさせることができたら、うつや不安の軽減に一役買ってくれます。

リラクセーション法としては自律訓練法がよく知られていますが、自律訓練法は習得に時間を要することと、うつの方には注意深く用いる必要があることから、あまり積極的には用いていません。

習得が比較的容易で、即効性がある方法としては、呼吸法や筋弛緩法が知られています。

特に筋弛緩法は、筋肉に直接働きかけるため、適切な方法で行うことができたら、緊張し過ぎの状態には著効することも多いです。

小村は筋弛緩法を得意としていますが、師から学んだものに、自ら学んだいくつかのボディワーク等の技術を加えて、自分なりの方法を工夫しています。

これまでの臨床経験の中から、心身を急激に緩める筋弛緩プログラムも自分なりに見出し、積極的に用いてきましたが、あまり急激な筋弛緩反応はかえってクライエントさんを混乱させることもあることに気づいてから、控えめに用いるようにしています。

控えめというか、お伝えするタイミングを、「心の扱い方」をお伝えしたあとにするよう考慮しています。

そして、重要なのは、筋弛緩反応を作り出す、ということよりも、ご自分でご自分の体の状態をモニターして、「緊張」と「弛緩」を区別できるようになる、ということです。

言い換えますと、うつや不安の強い方はご自分の緊張状態への気づきがない、ということです。

筋肉の状態は心の状態とつながっていますので、心身両面からの緊張状態への気づきが、緊張状態を緩和させる、という方向に働き、セルフ・コントロールを可能にしていきます。

まずは疲れてこわばった状態に気づくこと。これが心の健康への秘訣ですね。