人間関係は難しいものですね。
ハリネズミのジレンマとはよく言ったもので、近づきすぎると傷つけ合い、離れすぎると寂しい・・・。
ほどよい距離感を保つのがいいのですが、そのほどよい距離感をどうとったらいいのか、そこが難しいところですね。
そこが「社会性」ということになるでしょうか。
「自分がいやなことは人にもしない」
という最低限の暗黙のルール。
ただ、この「自分がいやな」のレベルが人それぞれだから、困るのですね。
社会性を保ちつつコミュニケーションをとるには、「聴く」スキルがとても役立ちます。
「聴く」ことがうまくできれば、コミュニケーションは成立します。
つまり「聴く」準備状態がうまくできていると、人との距離感をあまり意識しなくても、自然に適度な距離感が保てます。
カウンセラーはこういう技術を使っているわけですね。
だから、いろいろなクライアントさんの話にも共感的について行きながら、信頼関係を作ることができるのです。
ソーシャル・スキルは「おしゃべり上手」になるスキルではなく、「聴く」スキルであること、そこから、社会性が育っていく、ということを、我が子の成長を見ながら、実感しています。
(ホント、子どもって、人の話を聞かないですね。)
「主張」より「まずは聴くこと」。
ここを子どもにはしっかり教えていきたいと思う今日この頃です。
今日もお読みいただきありがとうございました。
あなたのお宝が見つかりますように。