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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

カウンセラーの聴くスキルは人間関係の秘訣

人間関係は難しいものですね。

ハリネズミのジレンマとはよく言ったもので、近づきすぎると傷つけ合い、離れすぎると寂しい・・・。

ほどよい距離感を保つのがいいのですが、そのほどよい距離感をどうとったらいいのか、そこが難しいところですね。

そこが「社会性」ということになるでしょうか。

「自分がいやなことは人にもしない」

という最低限の暗黙のルール。

ただ、この「自分がいやな」のレベルが人それぞれだから、困るのですね。

社会性を保ちつつコミュニケーションをとるには、「聴く」スキルがとても役立ちます。

「聴く」ことがうまくできれば、コミュニケーションは成立します。

つまり「聴く」準備状態がうまくできていると、人との距離感をあまり意識しなくても、自然に適度な距離感が保てます。

カウンセラーはこういう技術を使っているわけですね。

だから、いろいろなクライアントさんの話にも共感的について行きながら、信頼関係を作ることができるのです。

ソーシャル・スキルは「おしゃべり上手」になるスキルではなく、「聴く」スキルであること、そこから、社会性が育っていく、ということを、我が子の成長を見ながら、実感しています。

(ホント、子どもって、人の話を聞かないですね。)

「主張」より「まずは聴くこと」。

ここを子どもにはしっかり教えていきたいと思う今日この頃です。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

あなたのお宝が見つかりますように。

 広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette