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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

「心」メインで考えてみよう

昨日は某所での研修会に参加し、有名企業の営業本部長や社長などを歴任してきた人物の講演を聴くことができました。

主にリーダーシップや経営者に求められることについてのお話でしたが、さすがに人を動かすことについては超一流の方のお話には説得力と迫力がありましたね。

そこでのお話、組織に求められる最も大切なものは、「理念」であるということ。社会にうるおいをもたらす「理念」をもち、それを広めることを「使命」と捉えて、組織の人間全員で共有することが、企業の繁栄とユーザーの喜びを生み出す、ということでした。

このところ不景気が続き、リストラだの首切りだのワンオペだの、利益だけを追求して労働者をないがしろにする経営がまかり通ってきているなかで、うつ病者の増加や休業・休職を余儀なくされる労働者が増えている現状にも一石を投じるようなお話でした。純粋に、利益追求が本質であるはずの「経営」にも「心」が必要なのだな、と純粋に感じることができました。

考えてみますと、人々の営みには必ず「心」が付きまとうわけで、利益もその心の営みの結果であると考えると、至極当然のことのように思えます。

逆に言えば、「心」を入れることで、自然と利益は上がってくる、ということでしょうか。心は自分の内側にあり、常にそれを内省することが、企業のみならず、個人の繁栄にもつながるのかもしれませんね。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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