私自身が優柔不断なせいもあるのでしょうけど、何かを判断することの基準について考えます。
例えば、結婚、離婚、転職、起業、などなど、人生の転機になる際の「決断」もあれば、今日の夕食何にするか? どの本を買おうか? 今日はどのネクタイをしめようか? などなど、ふだんの生活の中にある小さい決断もあります。
それぞれ、人によって決めるポイントなり、基準があって、それに基づいて決めていると思います。
その基準が揺らぐと、なかなか決められない、ということになるわけですね。
特に、大きいものごとの判断は、どうしても「揺らぐ」ので、ますますその基準が明確化されていなければなりません。
何が正しいか、など、結果で判断するしかないのですが、それでも、その時に迷っているとき、決断を後押しするような基準があれば、後々の後悔がないのではないでしょうか。
そんなときに、私がいつもよりどころにするのが、「グラッサーの選択理論」(昔は「現実療法」と呼ばれていました)における、3Rの原則と呼ばれるものです。
- 3Rの原則
- Reality:現実性
- Responsibility:責任
- Right & Wrong:正・誤
これら3つに当てはまるかどうか、で物事を判断すると、間違いが少なくて済む、という考え方です。
- 現実的かどうか?
- 責任がとれるかどうか?
- 正しい事か間違った事か?
という3つに当てはまれば、結果は分かりませんが、確かに、判断としては
妥当なものになりそうです。
選択は自分がすること。
そして選んだものは自らが責任を負うもの。
至極当たり前のことのようですが、それは人生の転機という大きい事だけではなく、例えば、今の自分の気分や思考なども、今、選択できる、ということです。
それは、自分がいかに自分に対して能動的でいられるか、ということでしょうか。
「今の自分の気分は自分が決める。」
そんな決心が未来を拓くのかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございました。
あなたのお宝が見つかりますように。