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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

正しい決断のための3つの心構え


私自身が優柔不断なせいもあるのでしょうけど、何かを判断することの基準について考えます。

例えば、結婚、離婚、転職、起業、などなど、人生の転機になる際の「決断」もあれば、今日の夕食何にするか? どの本を買おうか? 今日はどのネクタイをしめようか? などなど、ふだんの生活の中にある小さい決断もあります。

それぞれ、人によって決めるポイントなり、基準があって、それに基づいて決めていると思います。

その基準が揺らぐと、なかなか決められない、ということになるわけですね。

特に、大きいものごとの判断は、どうしても「揺らぐ」ので、ますますその基準が明確化されていなければなりません。

何が正しいか、など、結果で判断するしかないのですが、それでも、その時に迷っているとき、決断を後押しするような基準があれば、後々の後悔がないのではないでしょうか。

 

そんなときに、私がいつもよりどころにするのが、「グラッサーの選択理論」(昔は「現実療法」と呼ばれていました)における、3Rの原則と呼ばれるものです。

  •  3Rの原則
    • Reality:現実性
    • Responsibility:責任
    • Right & Wrong:正・誤

これら3つに当てはまるかどうか、で物事を判断すると、間違いが少なくて済む、という考え方です。

  1. 現実的かどうか?
  2. 責任がとれるかどうか?
  3. 正しい事か間違った事か?

という3つに当てはまれば、結果は分かりませんが、確かに、判断としては
妥当なものになりそうです。

 

選択は自分がすること。


そして選んだものは自らが責任を負うもの。


至極当たり前のことのようですが、それは人生の転機という大きい事だけではなく、例えば、今の自分の気分や思考なども、今、選択できる、ということです。

それは、自分がいかに自分に対して能動的でいられるか、ということでしょうか。


「今の自分の気分は自分が決める。」
そんな決心が未来を拓くのかもしれません。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

あなたのお宝が見つかりますように。

 広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette