広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette代表・臨床心理士の小村緩岳です。
あなたが誇れること、は何でしたか?
誇れること、とするとハードルが上がってしまったかも知れませんね。
少しでもいいので、
- 熱中できること、
- 充実感や喜び
を得られる,そんなことです。
非常に過酷な過去を持っている方の場合、それが一つも見つからない、ということもあります。
(実際にはあるのですが…思い至らないのです。)
そんなときは、まず、「誇れること」を作る、ことから始めましょう。
小さいことでいいのです。それこそ、少しでもいいので、
- 熱中できること、
- 充実感や喜びを得られること、
- 「好きなこと」です。
それを、実行していくことです。
始めのうちは、やったからといって何も変わらない、「これでなにになるの?」という思いでいいのです。
でも、それをやってみることです。
いやなことを嫌々やるのはNGです。
- 「好きなこと、やりたいこと」
を、やるのがポイントです。
そのまんま、でなくても、「方向性」があっていればOKです。
例えば、
- 漫画が好きなら、漫画を読む、
- 漫画的なイラストを描く、
- 書店巡りをする、
などでいいのです。
「これで何になるの?」
と思っても、構わずやりましょう。
それを誰かに認められる必要もないですし、誰かに公表する必要もないです。
むしろ、見つからないように「こそっと」やりましょう。
やって損になることは一つもない…はずです。
- 「好きなことを探してそれを実行する」
のは、実は前向きに自分と向き合うことなのです。
【小村からのご提案】
「自分の好きなこと、やりたいこと」をみつけて,実行してみましょう。
「昔好きだったこと、やりたかったこと」でもいいです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
「自分も人も大切に」