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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

目標を達成して喜びを発見するために

学習すること、何かを学ぶことは、知識を付けて生活の幅を広げ、人生をより豊かにすることになります。

ただ、何かを学んで習得するには、それなりの手間暇がかかり、それを嫌って学習がおろそかになることが多いですよね。

実際には成果が出ていないようでも「潜在的に」学習されていて、時期をおいて、成果として現れます。

ただ、悩みを解決したい、というようなときは、その原則を忘れて、即効性を求めてしまうので、失敗してしまうのです。

学習は「ステップ」が大切で、基礎から順々に積み上げていくことで無理なく学ぶことができるものですが、時として、そのステップを一気に進もうとしたくなることもあります。

Step

そうしますと、当然、立ちはだかるのは高い壁、でなかなか乗り越えられないで右往左往し、やがて、あきらめる、という状態に。

目標を追求して、大きい目標を持つのはいいのですが、一足飛びにそこに行くのは現実的には難しいですよね。

一方、慎重に、自分が無理なく達成できる目標を作って、それを一つ一つ行っていくと、成功の喜びとともに、成果が積み上がっていきます。

求めるもの:「達成目標」

やるべきこと:「行動目標」

という分類でもおなじみです。

行動目標なくしては達成目標はないのですが、そこが結構盲点になっていることがあり、そうすると、エネルギーの無駄遣いになって、行動への意欲が奪われていってしまいます。

行動目標が決まっていれば、たとえそれがうまくいかなくても、目標設定とやってきたことを検証して修正することは比較的容易です。

やってきた事実が残っているから、ですね。

目標にうまくたどり着かない場合、つまり成果が出ないときとか、結局長続きしない、というときは、その目標の作り方が間違っているかもしれません。

たとえば、無意識的に、短期間では達成が無理なような高い目標を行動目標として設定してしまっている時です。

そうしますと、達成がなかなかきませんし、達成できないことに対して、自分の能力、判断などを疑いはじめ、気分が落ち込んでいきます。

それが、行動を妨げて、結果目標を投げ出す、ということになってしまうことも。

逆に、低すぎる目標は、達成したときの喜びが少ないので、少しずつでも進んでいる感じが持ちにくく、かつ、挑戦しがいがないので意欲があがらない、ということもあります。

どちらでもない、ちょうどよい目標を作る、ということが、必要なのですが、それが意外と難しいということです。

まずは、自分の目標設定時のクセを考えてみるのも、目標達成への道筋の一つです。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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