カウンセリングをご希望なら公式サイトで最新情報をチェック!

カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

タスク管理をして見つけた思いこみ


毎日のタスクをスマホで管理してみると、やらなかったことが進む喜びとともに、明日やらないといけないと思っていたことが、以外と先に伸ばせることがわかってきました。

というより、優先順位がよりはっきりしてきてタスクが整理されてきた感じです。

やらなきゃと思って頭を駆け巡りながらも忘れていたり先送りにしていたことが粛々と進んでいくと、逆に「やらなきゃ」と思っていたことのうち、後に回せるもの(つまり、もっとじっくり考えたほうがいいこと、アセル必要がないものなど)の区別が明確になってきたようで、とても頭がすっきり整理されたようです。

これも、やはり「書いておくこと」の効用に思えます。

頭に置いておくだけだと、浮かんでは消え、浮かんでは消えの繰り返しで、結局進まないで自己嫌悪という悪循環になっていたものが、毎日目で確認できるようになることで、いわゆる「おしりに火が付いた感じ」になって、いてもたってもいられなくなり、明確に行動という形で現れてくるようです。

また、スケジュールやタスクとして「書く」ということは、それを自分自身が目標として選択して実行を「宣言」することでもあり、スケジュール化・タスク化するということによって、短期的長期的に行動の水準が上昇するきっかけになっているような印象です。

もう一つの気づきとしては、スケジュール化・タスク化していないことは「やらない」というように、明確に「やること」と「やらないこと」が区別されているようです。

逆に言うと、「やることがはっきりすることでやっていないこともはっきりする」ということでしょうか。

いずれにしても、スケジュール化をするということは、効率的に仕事をこなすことにつながりますが、一方で「全てをやろうとしないこと」にもつながるようで、自分の今までの仕事のやり方や生活のスタイルを振り返ることにもつながるようです。

今日もお読みいただきありがとうございました。

心理カウンセリングオフィス 広島心理教育研究所