こんばんは。
広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette
代表・臨床心理士の小村緩岳です。
以外ですがメンタルヘルスに気をつけると、
「風邪予防」にもなります。
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私は、寒い季節になると、とにかく「風邪」にならないように細心の注意を払います。
手あらい、うがいはもとより、人混みや風邪が流行っているところへ行くときは必ずマスク着用です。
さらに、マスクには風邪予防に効果的といわれるアロマオイルを1滴たらします。
また、ポットを持ち歩いて、中身はお茶ですが、ショウガのスライスを数枚入れておき、時々飲んでのどを潤します。
ショウガには身体を温める効果と、免疫力を強化する働きがあるとか。
そして、身体を冷やさないよう、ヒートテック、カイロなどを使います。
寝る前には鼻うがい、寝室には加湿器を置き、乾燥に注意します。
そして、なるべく休養と、睡眠時間を長くとるようにします。
まあ、これでもか、というくらいですね。
(今は控えていますが、昨年はビタミンCのサプリを毎日飲んでました)
とにかく、免疫力を減らさず、最大化できるように、ありとあらゆる方法を試しています。
(ほかにもまだまだありますよ~)
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ここまで徹底し始めたのはここ数年ですが、そのきっかけは・・・、
ひどい夏風邪になったり、嘔吐下痢になったり、子どもにいろんな病気を移されて、ここ数年は毎年、1度は必ずひどい目に遭っていまして、それで、仕事をするとなると、本当に「地獄」ですので、そんな目に遭わないように、病気予防にすごく力を入れてきた数年です。
何しろ、仕事は簡単には休めません。
クライエントさんにも迷惑かかりますし、風邪引きの状態で仕事はしたくないですものね。
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これだけやれば、かなりの風邪は予防できると思いますが、それでも、引くときは引いちゃうのが悲しいですね。
ただ、いろいろやった結論としては、最終的には「免疫勝負」になることですね。
そう考えますと、風邪引きの最大の要因は「疲れ」かな・・・と思います。
疲れすなわち「ストレス」ですね。
ストレス状態が続くと、身体の免疫力が下がり、感染症にかかりやすくなりますし、ストレス性の発熱も起こります。
ストレスと闘うためにエネルギーをさくので、その分、免疫に使うエネルギーが減るのですね。
心理的ストレスでも、同じように身体への悪影響があります。
身体が行う、調整機能なので仕方がないです。
きっと「休め」というサインなのですよね。
大きい仕事が終わったりして、ふっと気が抜けると、症状が現れることも。
これも、「休んでいいよ」という身体のサインかもしれません。
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なので、風邪予防には、実は、ストレス・マネジメントがもっとも大切で、いかに、ストレスをコントロールして、疲れを回復させるか、ということがこの時期の健康維持に重要なのでしょう。
免疫が強ければ少々の感染はものともしないでしょうが、免疫が弱っていると、あっという間にやられてしまいます。
寒さや乾燥は身体にかかるストレス。
なるべく暖かく、そして湿度を保ち、身体にかかるストレスを減らして免疫の低下を防ぎます。
人間関係やプレッシャー、心配事は心にかかるストレス。
ゆっくりと休養したり、気晴らし、楽しみごとで生活に潤いをもたらして、早めに疲労回復に努めることが大切です。
身体も免疫が守ってくれていますが、こころも、ストレスへの耐性があると、病気が予防できるのは同じです。
心と身体は関連がありますので、身体もいたわり、心も癒す、この両面からのケアで、心も身体も健康維持に努め、厳しい冬を乗り切りましょう。
今日もお読みいただきありがとうございました。
「自分も人も大切に」