ストレスは基本的に体に悪いと取られがちですが、適度なストレスはむしろ人を活性化し、活動性・生産性を上げることも知られています。
「ストレスは人生のスパイス」とはストレス学説の生みの親であるセリエという人物の有名な言葉ですが、ストレスを上手く利用することでより充実した人生を過ごすことが可能になります。
どうせストレスをなくすことはできないのですから、むしろストレスを上手に扱って、自分自身を「上手に追い込んでいく」ことができたら、目標の達成や課題の克服も今までよりもラクにできるかもしれませんね。
さて、8月に入って、蒸し暑い日が続きますが、社会人の方におかれましてももうすぐ夏休み、という方も多いのではないでしょうか。
いつも忙しくしていると、長期の休みは待ち遠しいものですが、いざ休みに入ってみると何もする気が起きなくて、ついだらだら過ごし、気づいたらごろ寝で休みが終わってた、なんてこともあるかもしれません。
もっともしっかり休息して疲れを取ることも大切ですが、せっかくの休み、気晴らしにどこかへ出かけたい、という方も多いのではないでしょうか。
「たまには旅行にでも行こうかな」「温泉にでも行こうかな」などと「思う」ことはあっても、それだけではなかなか実行できないものです。
「いつ、どこへ、誰と、どうやって」というように、具体的に計画を立てておくことで、実際に旅行へ行くことができるはずです。
ある意味、こうした気晴らし、レジャーも、自分に対して「計画性」という適度な刺激を与えることで実現することができるという点では、仕事と同じと言えるかもしれませんが、結果得られるリフレッシュ効果は仕事では得られないものです。
毎年、いつもお出かけをされている方も、いつもの年とは少しだけパターンを変えてみたり、何か「一品」を追加してみたり、「いつもとは違った」試みを計画するのもいいですね。
ともあれ、熱中症、夏バテ、事故にはくれぐれも気をつけて、睡眠、食事、リフレッシュを心がけ、夏を乗り切りましょう。
今日もお読みいただきありがとうございました。