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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

心身の不調はカウンセリングで改善


心の不調は体にも何らかの不調となって現れます。

「仮面うつ病」と呼ばれるように、本当は「うつ」なのに、症状は体の様々な不定愁訴となって現れることもあります。

よくあるのが、肩こりや腰痛、腹痛・頭痛といった、体の痛みやコリ、といったものです。

借金があると「首が回らなくなる」とか起こった時に「腹が立つ」、言いたいことがあるときには「胸が膨れる思い」というように、「気持ち(心の状態)」を体の状態に置き換えて表現する言葉が多くありますが、昔から、心と体のつながりというのは実感を伴って経験されてきたことなのでしょうね。

これらは当然、内科を受診しても特に異常が認められず、有効な治療が受けられないまま、慢性的に辛い思いをすることになってしまいます。

ただ、軽い症状ならストレスの消失とともにすぐに治まることも多いですが、それがあまりにも慢性化してしまうと、何らかの器質的な疾患になって現れてしまう、ということも起こります。

こうした、心の悩みに端を発する身体的疾患の場合、身体的な治療とともに、カウンセリングなどによる心理的な治療が必要になり、それらの受け皿として近年は「心療内科」が増えてきています。

心療内科はあくまで内科なので、体に起こる症状を軽減するとともに、その原因となっていると思われる心の問題を扱い、心と体の両面からの治療を行っていくことになります。

ただ、実際にはなかなか時間を取ってカウンセリングが受けられる心療内科は多くなく、短時間の診察と服薬のみで治療が進む場合も多くみられます。

病院内で適切にカウンセリングが受けられればいいのですが、そうもいかない場合も多く、結果として十分な治療が受けられないケースも多くみられます。

当施設もそうした患者さんの受け皿として機能できるよう努めていますが、患者さんの中には、ご自分の病がカウンセリングをはじめとする心理学的治療で改善する可能性があるということをご存じない方も多いかもしれませんね。

病院にかかっていなくても、原因がよく分からない体の不調には、心の悩みが関与していることがよくあります

講義の時や研修の時には、そうしたことをお伝えし、カウンセリングの有効性をアピールするようにしていますが、さらに周知していけるよう、いろいろな機会をとらえて、これからも頑張っていきたいと思っています。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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