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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

カウンセリングが目指すもの

広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette代表・臨床心理士の小村緩岳です。

まだまだ社会的認知度が低いカウンセリング。

カウンセリングは決して、「病の治療」のみではありませんし、ましてや「病のレッテル」を貼る行為ではありません。

「甘え」でもなければ「依存」でもありません。

<カウンセリングの進み方>

初回の面談は、インテークと呼ばれ、諸々の時間を含めて少し長めに設定されることが多いですが、そうしたスタイルをとらないカウンセラーさんもいます。

私は、お客様のことを深く理解するため、そして、十分にお話をお聞きできるよう、余裕の持てる時間設定で、行っています。

そして、まず、ご相談に至る経緯について詳しくお聴きします。

でも、お互い初対面の状況で、いくら相手が専門家だとわかっていても、すぐに、そんな、プライベートな話はしにくいですよね。

当所では、始めに自己紹介をさせて頂き、これから話し合いを始めるにあたり、いくつかご案内をさせて頂いています。

まず、「守秘義務」です。

お聴きした内容は一切、どこにも漏れることはありません。

二つめに、話したいことに制限はありませんし、言いたくないことを無理に言う必要はありません。

三つ目に、カウンセラーはお聴きしてる間は、反論や説諭などは致しません。

(ご質問することはあります)

最後に、お時間は90分で、途中で5分の休憩を挟むこと、二回目以降をどうするかは、ご自由にお決めいただけることをお伝えします。

お話がしにくいときには、こちらからご質問をさせて頂いたり、世間話のような話題をしながら、お話になりやすい雰囲気作りをします。

こうして、安心して頂けるように雰囲気を整えながら、少しずつお話を伺います。

ほとんどのお客様は、はじめは緊張されていらっしゃいますが、徐々にリラックスされ、少しずつ、お気持ちを口にされます。

お気持ちが話せるようになると、徐々に、楽になっていきます。

カウンセラーは、お話をとにかく、受容して、共感するようにお聴きすることにつとめます。

出来事だけでなく、それに関わる感情が吹き出してくると、そのときはつらさが再認識されますが、その後には、すっきりと「浄化」された感じを経験されることが多いです。

おそらく、日常生活でそのような体験をされる機会は少ないのではないでしょうか。

そういう意味では、カウンセリングとは、とても「非日常的な」経験といえます。

たまに、いつもの生活を離れて旅行に出かけたりすると、とてもリフレッシュできますよね。

カウンセリングはそれと同じで、いつもの生活・人間関係から離れて、心を自由に遊ばせることなのです。

遊びの中にこそ、人は創造性を発揮できます。

創造性は、常に、問題を解決する力を持ちます。

あなたの創造性を見いだしていくこと、それが、カウンセリングの本来の目的です。

今日もお読みいただきありがとうございました。

「自分も人も大切に」