広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette代表・臨床心理士の小村緩岳です。
うつや不安といった気分は、いつでも「思考」と関連しています。
あるいは「体」と関連しています。
不快な気分に悩まされるときは、マズこの両者をチェック!
何を考えているか?
どんなことが頭に浮かんでいるか?
ただこれは、少し練習がいります。
頭に浮かぶ考えは、たとえると、モグラたたきのようなもの。
または、さかなや虫を捕らえるようなもの、です。
「そこにいる!」と思ったときには、別の場所に移動しています。
だから、記録しておくことが大切です。
でも、少し意識をしていくことで、次第に、頭に浮かぶことをその瞬間にとらえることが出来るようになります。
その際のチェックポイントはいくつかありますが、最も大きいのは、「自己否定」をしていないか?
先のことについて、やたらと「破局的」な予想をしていないか?
という点ですね。
この両者があると、気分は「マイナス」にふれることは当然です。
この二つは、ただの思いこみで、「事実ではない」可能性があります。
頭に浮かぶこと、これはただの「思いこみ?」
と少しだけ、疑ってみましょう。
今日もお読みいただきありがとうございました。
「自分も人も大切に」
広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette