こんにちは。
広島のカウンセリング・ルーム
広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette
臨床心理士の小村緩岳です。
いつもお読みくださりありがとうございます。
問題に悩むとき、その解決法としてある方法を思いつきます。
それがうまくいけばいいのですが、うまくいかないのにそれを何度もくりかえすこともあります。
Aという解決法は、どこまで掘り下げてもAでしかない、ということです。
ただ、そこを掘り続けていると、いつかは答えが見つかるのではないか、そんな思いにとらわれて、結局いつも同じことのくりかえし。
そして、やがて、そこに答えはないことに気づいて、Bを掘りはじめます。
そこに答えが埋まっているかどうかは分かりませんが、少なくとも可能性は広がります。
そこで答えが得られなければ、さらに、C、Dと掘る地点を変えなければならないかもしれません。
それでも見つからなければ…
そもそも、「掘る」という「方法」がまちがっているのかもしれませんし、その「土壌」に答えは埋まっていないのかもしれません。
どうしても答えが見つからない、同じことを何度もくりかえしているのに結果が出ない、
というときは、
「何か別のことをしてみる」ことが大切です。
少し発想を変え、視点を変え、質的な変化を作ることを試みましょう。
Q:「不安をなくそうと努力しているのですが、うまくいきません。
どうしたらいいですか?」
A:「不安をなくそうとしないで、不安を感じまくることです。」
「不安」を感じるのはこころです。
こころはいつもあなたと一緒なので、逃げようとしても逃げ切れるものではないのです。
「よき同居人」として、なかよく付きあうことで、不安はあなたを向上させる
エネルギーになるでしょう。
さあ、ご自分の「呼吸」に注意を払ってみましょう。
吸う事・吐く事に意識を向け、それに伴う体の動きを
ただ、感じるようにしましょう。
「明日も、あなたを大切に。」
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
あなたのお宝が見つかりますように。
がんばってやっていることが空回りしていると、だんだん自分に自信が持てなくなってきます。
上手くギアを噛み合わせるには、状況と行動を客観視することです。
そのためには、「相談」に勝るものはないと思います。
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