今日は某所での講義でした。
タイトルは「楽な人間関係のヒント」
ストレスマネジメントの一環としての講義でしたので、主にメンタルヘルスの観点からの人間関係についてお話をして、それを楽にこなしていくためのコツについていくつかの情報を提供させていただきました。
実際、人間関係はストレスの大半をしめますので、それをどう楽に過ごしていくのかということは、メンタルヘルス的には大きなテーマです。
話しの視点としてはいろいろありますが、今回は、コミュニケーションについての基礎論と、実践方法としてのアサーションについてお話ししました。
コミュニケーションが重要であるとはよく言われることですが、意外とそのプロセスについては知られていない部分もあるように思います。
そこで、コミュニケーションが成立する条件として、人がお互いをどのように判断するか、という「対人認知」のプロセスから、コミュニケーションを楽にしていくための考え方について、お話をしました。
コミュニケートする相手がどんな人柄であるか、ということを人は推測しながら、対話をしていくわけですが、そこに、「思い込み」や「偏見」といった「色眼鏡」が介在してしまうと、積極的な接触を避けてしまい、それが本人の社会的接触の幅を狭めてしまう、ということになりかねません。
人を見た目で判断したり、社会的地位や服装、所属集団といった本来個人とは無関係の特性で個人を判断してしまう、ということ、ありませんか?
人を中立に、公平に判断できたら、人間関係も少しだけ、楽にできるかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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