このところ当所にはかなり「深い」悩みで来所される方が増えていました。
もちろん、悩みに「深い」も「浅い」もないのですが、経験的に、「表向きに現れる悩み」と「その背後にある深層の悩み」があるのも事実です。
例えば、人間関係で悩んでいるとして、その背後に、小さい時の親との関係によってできた人間関係のとらえ方が存在していることがよくあります。
そうしたら、その背後の問題を何とかしなければ、解決しないのでは、と思いがちですが、実際のところ、そのずいぶんと昔の問題をどうにかするのは、難しいです。
そこを認識しておくのは大切ですが、その上で、「今」自分がどうしたらいいのか、具体的に考えて、一つ一つ対処していくこと、昔の記憶やパターンに惑わされないで、今の自分を大切にしていくこと、それを選択してほしいと願っています。
が…、
まずは、それに耐えられる心構えを持つことから始める必要があります。
決して、ご相談に見えるクライエントさんのせいではないので、理不尽に思えることもあるかもしれませんが、深層の問題には、ご自身がそれを受け入れて、耐える責任を持たなければ、解決はめぐってきません。
- 「できない」のではなく、「したくない」
- 「変わらない」のではなく「変わりたくない」
ここを認めることから始まります。
認めようとしたら、ココロの中で、膝小僧を抱えてすねている小さいあなたがいるかもしれません。
そんなときは、その小さいころのあなたに向かって、やさしく、ねぎらいの言葉をかけてあげましょう。
昔の小さいころの自分には優しく、今の自分にはちょっぴり辛口も必要です。
その為の「決断」ができること、それが何より必要なことなのでしょうね。
あなたの「決断」を応援します。
今日もお読みいただきありがとうございました。
あなたのお宝を見つかりますように