気分は天候の影響を受けることも知られていますが、天気は晴れでも、心はどんより、ということもあるかもしれませんね。
でも、せっかくいい天気なのだから、心もカラッと晴天で過ごせたら、とは誰もが思うことと思います。
気分はいろいろな環境上の刺激によって影響を受けますし、ストレスの強さやそれに対しての思い、など常にうつろうものです。
一日の中で多少のアップ・ダウンはあってあたりまえ。でも、ダウンした状態が続きすぎると辛いものですね。
そこで、ダウンした気分を少しでも上げるために役立ちそうなことをご提案いたします。
一つは、「いいこと探し」です。過去の自分の「よかったこと」「できたこと」「運が良かったこと」など、気分がハッピーになるような事柄を思い出してみましょう。
二つ目は、「居場所を変える」です。これは「気晴らし」ということですが、一旦デスクを離れて、社内の自分にとって落ち着ける場所にいって、深呼吸をするなど、少しの間環境を変える、ということです。
もちろん、その時に「いいこと探し」をしてもいいですよ。
三つ目に、簡単に居場所を変えられないような場合、自分の何か「持ち物」に意識を向けてみましょう。
あらかじめ、自分にとって何か気分が上がるようなグッズを用意しておいて、それに少しの間意識を向けて眺めてみましょう。
家族や子供の写真、趣味の小物、四葉のクローバー、自分にとってなにかトロフィーになるような物の小物や写真など、ポジティブな発想のキッカケになるような刺激を懐に入れておく、ということです。
四つ目に、「姿勢」を変えてみましょう。
しんどい時には無意識的に姿勢が崩れて、それによって呼吸が浅くなったりしていることが多くあります。
そうすると、脳への酸素供給量が減ったり、コリを生じたりして、効率が落ちることも。
筋弛緩法でもいいですが、「姿勢の維持」に意識を向けることはとても大切です。
猫背にならないように、首が前に出ないように、やや胸を開き気味にして、顎を引いた姿勢が良いようです。仕事の合間に背伸びをして、一旦「姿勢をリセット」するといいですね。
他にも、飲み物を飲む、手を洗う、顔を洗う、など、ちょっとしたことでも気分は変わるものです。上手にリフレッシュして、気分を晴らしましょう。
当所ではカウンセリングの中でストレス緩和のための具体的なメソッドを積極的にご紹介しています。
ストレスへの対処力を高めて,皆様がよりよい生活を営まれますように。