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カウンセリングオフィス広島心理教育研究所

我慢は美徳ではありません

がんばることは大切ですが、がんばり過ぎることには要注意です。

このリミットを理解することなくがんばり過ぎてしまうと、いわゆるがんばり過ぎ症候群(バーンアウト症候群)になってしまうことも。

がんばり過ぎの方の特徴として、

  1. 常に時間と競争している
  2. 労働時間が人より長い
  3. いつもマルチタスクでやっている
  4. 働くことへの義務がつよい
  5. 仕事を休むことへの罪悪感
  6. いつも緊張して仕事をしている
  7. 仕事をしていない自分への否定的感情

などがあります。

一方で、仕事が終わってからの息抜きの時間がほとんどないことも特徴です。

もちろん、締切まじかの仕事があったり、明日までに仕上げなければならない、というときには全力を投入する必要はありますが、そうでないときには、エネルギーを少しだけ残しておくことをお勧めしています。

完全にガス欠になってしまうと、ガソリンスタンドに行くこともできなくなるからです。

(うつになると、息抜き・楽しみごとをしようという意欲すら起こらなくなります)

休養は大切ですが、ただ休んでいるだけでは元気がたまりません。

楽しみごとをしないと減ったエネルギーを補給できないので、結局ユウウツが強まるだけです。

かならず、少しだけでもエネルギーを残すようにしましょう。

それが、次の日も元気で動くエネルギーの「呼び水」になります。

いつもこのネタの時には書くことですが、

「欲しがりません、勝つまでは」は最悪です。

エネルギーの収支を合わせるように、仕事と生活のバランスを整えましょう。

のどが乾いたら水を飲む。

当たり前のことですが、がんばり過ぎの方は、のどの渇きに気づきにくい方が多いです。

気づければ、自然に水を飲むことができます。

大切なのは、セルフ・モニタリング(自分への気づき)の方法ですね。

今日もお読みいただきありがとうございました。

あなたのお宝が見つかりますように。

 広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette