広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette
代表・臨床心理士の小村緩岳です。
冬は寒さや乾燥、また風邪ウィルスの進入など,物理的ストレスが増加し、体調を崩しやすくなりますね。
ただ、この時期ならではの楽しみや気晴らしを増やして、元気に乗り切りたいですね。
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この季節ならではの楽しみ、として、私が連想するのは、「たき火」です。
田舎育ちなので、母がよくたき火をして、小学校の時などは登校前にそれで暖をとることがよくありました。
実家の暖房も石油ストーブが主で、結構活躍していたのが「火鉢」でした。
火鉢は木炭の粉を固めた「たどん」という燃料で、よく知られている豆炭より少し大きめだったのを覚えています。
正直、暖房としての効果はしれていますが、ほのかな暖かさが大好きで、あかあかとゆっくり燃焼する様子は、身体より心を温めてくれましたね。
ストーブも火鉢も、火を直接見ることが、何か「癒し」になっていたのかもしれません。
今も豆炭を利用した「あんか」と「こたつ」を使っていますが、家族にも好評です。
昔の暖房器具は火をおこす一手間がありますが、それが気持ちの温かさを持つのかもしれませんね。
火事や安全にはくれぐれも気をつけて、これからもうまく使っていきたいです。
暖房に限りませんが、一手間かけると、そこに「心がこもる」のでしょうね。
手がかかったものに感じられる「ぬくもり」はそうした「こころ」が感じられるということなのかもしれません。
今日もお読み頂きありがとうございました。
あなたの心と身体がぬくもりますように。
小村緩岳
「自分も人も大切に」