ポジティブに行動を動機付けるコツ


さて、目標を決めて、目標達成のために早速何か始めよう、と思う時に、その行動を行う見通しがつくかどうか、つまり、どの程度うまくいきそうか、という見込みが、行動を実行できるかどうか、という「動機づけ」に関係してきます。当然のことながら、うまくいきそうな見込みが強いほど動機づけは上がると考えられます。

ということは、理屈では、まず手始めの行動は「簡単ですぐに実現できるような」目標であることがよい、ということになります。そして、少しづつ難易度をあげていく、いわゆる「スモールステップ」を用いて本来の目標に近づけていくわけですね。

これがポジティブに行動するコツの大切なところです。

こうして少しづつ、新しい行動レパートリーができていけば万々歳なのですが、このスモールステップにありがちな落とし穴に気を付ける必要があります。それは、「小さい目標はやる気が出ない」という可能性もある、ということです。言い換えると、本来の目標への道筋が長すぎる、ということです。

実行は簡単であっても、それをすることが目標到達に対してどう重要であるか、ということが納得できていなければ、成功の見通しがあっても、行動が起こりにくい、ということにもなりかねません。

つまり、やったことの「成果」や「結果」が目に見えて積み重なっていかないと、折角初めても動機づけが維持されにくく、継続ができなくなる可能性がある、ということです。始めるときの「動機」と続けるための「動機」は異なる、ということですね。

続けていくためには、自分がやったことの「成果・結果」を何らかの形で残していくことが必要です。例えば、よく例示するのが、「☆とりカレンダー」です。

方法は簡単。目標に対して成功すれば、○をつけ、成功できなければ無印にするということです。○にも少し勾配を付け、100%できたら花丸、50%以上できたら二重丸、20%以上で○、20%未満なら無印、等のようにするのもいいでしょう。

そして、同時に、「やれたこと」「実行できたこと」などのポジティブな行動の成果を、メモしていく「サクセス・メモ」を取っていくことをお勧めします。

サクセスメモは、自分のやった結果を確実に残していってくれます。それは目標に対しての成功度が何%であっても、たとえ1%であっても、出来たことの積み重ねを示すものになります。目標に対して100%の達成度であっても、たとえ1%であっても、何かが積み重なるという点では同じですし、目標に少しでも近づいている、という向目標的な行動であるという点では同じ価値があります

100%を目指しすぎると、プレッシャーも大きくなりますし、出来なかった時の凹み方も大きくなり、かえってマイナスな影響となることも多いものです。100を目指すと、どうしても「減点法」を取らざるを得なくなる、ということです。

☆とりカレンダーやサクセス・メモは「加点法」ですね。

反省や見直しも必要ですが、目標は常に「加点法」で積み上げていくことが、達成への道筋です。

続きはまた今度。

今日もお読みいただきありがとうございました。

心理カウンセリングオフィス 広島心理教育研究所

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